July 20
1. 資生堂のチャネルの特徴はどのように捉えられますか。
1) 1960-1980年代くらいの業態が特定された時代のチャネルの特徴
資生堂チャネルの特徴:
・長さ:資生堂→販社(自社)/小売業→消費者
・結合度:再販売価額維持制度を厳守するより、つながりが強い
・幅:専門店と百貨店から構成される排他的だ
チャネルメンバーの特徴:
・川上の資生堂:
小売段階における再販売価額維持制度を厳守することを要求した
数千人の美容相談員は顧客への宣伝サービスのために、チェーンストアを巡回する
資生堂は店舗、コーナーに設計、陣列、装飾をはじめ広告宣伝など、宣伝ツールを提供する
58年から、チェーン店のタイプ別マーケティングを取り仕組みはじめた
・小売業:チェーンストア組織化、百貨店で資生堂専用コーナーを展開
・川下の消費者:花椿会により、顧客組織化を行う
2) この10年くらいの業態多様化してきた時代のチャネル特徴
顧客層変更のために、最近10年くらい、チャネルも変化した:
・長さ:資生堂→販社/小売業→消費者
・幅:選択的チャネル
当初は専門店、百貨店二つのチャネル(接客販売の業態)しかない
最近10年間、チャネル幅は大きくなる。次第にGMS(総合スーパー)、CVS、ドラッグストアなど業外へ販路を拡大する
・結合度:販社、小売の一貫性が強いが、セルフ販売の業態の成長で、顧客組織化の度合いは低下
2. 資生堂の近年のチャネル課題はどのようなことが挙げられますか。
・インターネット対応の店舗情報システムに移行
・既存専門店再編:悪化していた専門店を淘汰。売上が高い専門店により安く値段を設定、プロモーションを展開、売上上がりやすくなるようにした
・新開店サポート体制を導入
・専門店の広域展開に対応する
・販売員教育、養成
3. 資生堂の今後のチャネル戦略を構想するとすれば、どのような戦略が描けますか。
資生堂は数多いブランドを持っている。各チャネルでは、こららのブランドをばらばらで売っている。
-資生堂今のブランド・ポートフォリオ:
・化粧品専門店: クレ・ド・ボー、SHISEIDO、CARITA、PRESTIGE、ディシラ、アユーラ、ザー、ナーズ、フィティット、ジーエー
・デパート: SHISEIDO、CARITA,PRESTIGE、イプサ、デクレオール、エテゥセ、フィティット、ジーエー
・GMS: SHISEIDO、エテゥセ、フィティット、ジーエー、エフティ資生堂
・ドラッグストア: SHISEIDO、フィティット、ジーエー、エフティ資生堂
・バラエティ: SHISEIDO、エテゥセ、フィティット、ジーエー、エフティ資生堂
・CVS: フィティット、化粧惑星、ジーエー、エフティ資生堂
・SM: フィティット、エフティ資生堂
各ブランドのターゲット層と対応するチャネルは曖昧だ。たとえば、フィティットとジーエーは
セルフ化粧品市場を対象とするブランドですが、ほとんど全部チャネルで販売している。また化粧品を買うチャネルとしてドラッグストア及び通販が大幅に伸張しているのに対して、旧来のチャネル(化粧品店、デパート、スーパーなど)は大幅にシェアを失っている。
ですから、資生堂今後のチャネル戦略はターゲット層と商品特性によって、調整するべきだと思う。商品特性から見ると、資生堂商品は以下のように分類することができる:
最寄品 トイレタリー 開放的なチャネル
買回品 カウンセリング、セルフセレクション、プロフェッショナル、ヘルスケア 選択的なチャネル
-最寄品であるTSUBAKI、エフティ資生堂などトイレタリー商品はできるだけ多く卸売業を利用して、身近い場所で販売する。
-買回品の分類は、各ブランドを絞る必要がある。
・カウンセリング: クレ・ド・ボー(最高級ブランド)、SHISEIDO(さらにたくさんブランドを持っている)、CARITA、PRESTIGE、ディシラ(化粧品専門店向けブランド)、アユーラ(都会派女性をターゲットする)、エテゥセ(10代~20代前半をターゲットする)
・セルフセレクション: フィティット、化粧惑星、ジーエー
・プロフェッショナル: リナセント、Qi
・ヘルスケア: コラーゲンEX、フェルゼア
プロフェショナルブランドはサロン専門で販売して、ヘルスケアはドラッグストアで販売すべきだと思う。
セルフセレクションブランドは従来のGMS,ドラッグストア、CVS、SMチャネルのみ販売すべきだが、新しいチャネルであるインターネットを利用して、セルフセレクション商品を販売すべきである。
資生堂はカウンセリングブランドをたくさん持っている。これらのブランドはさらにターゲットによって販路ごとにブランドを強化する必要がある。たとえば、百貨店の主要顧客層は20代~30代の若い都会女性である。それを応じて、カウンセリングブランドの中で、クレ・ド・ボー、アユーラなどを中心に販売すべきだ。化粧品専門店の主要顧客層は近隣の主婦で、それに応じて価格帯3000-5000円のべネフィーク、ディシラなどを中心に販売すべきだ。
結論として、資生堂今後のチャネル戦略は:
・商品特性によって販路を選択する
・販路ごとにブランドを強化する